比較しても仕方ない、けどしちゃうとき
先日、買い出しに行こうと駐車場まで降りたところで、マスクを忘れたことに気が付きました。この2年間、必ず取りに戻っていたシチュエーションです。
今回は急いでいたのもあり「ま、いっか」とそのまま外出。お店の中でも、カスタマーサイドは8割くらいがマスクをしていないので、この一回くらいは、という感覚です。(今後も店内用のマスクは持ち歩くつもりですが)
選択の是非はともかく、自由を感じました!
コロナ禍をアメリカで過ごした者として、つい、日本の状況との比較をしてしまいがち。しかし実際のところ、比べられるものではありません。
ご存知の通り、アメリカはロックダウンという「外出禁止かつお店もどっこも開いていない状態」が相当な期間、続きました。加えて、コロナに関係なく、たとえ閑静な住宅街であったとしても、安全面から夜の外出は基本的にはNG。気持ちよく夜道を一人で散歩というわけにもいきません。
日本はワクチン接種が遅れぎみですが、なんだかんだずっと「自由」に「個人の選択で行動」できているイメージがあり、羨ましかったです。
完全なる制限からの、ワクチンの普及により一気に解放!という形のアメリカ。私はたまたまこちらにいたので、より強い自由を今、感じているのだと思います。
どんな状況にも「コンテクスト(文脈)」というものがあるので、やはり「他者との比較」には意味がないですね。
他人と自分(日本とアメリカも同じ)はそもそも、比べようがないのです。それでも比較をやめられないわけですが、少なくとも、自分のいる文脈だからこそ味わえるいい変化に注目していたいです。
自由の象徴のひとつが、この香水。Joe Maloneのバジル&ネロリ。
甘すぎず、柑橘でもなく、ウッディーでもない。さっぱりとした、五月の風のようなノートにはまっています。私的エフォートレスな香り。気分を変えたいときのルームスプレーとしても使います。
コロナ期間中ずっと、コスメ関係はネットショッピングのみでした。リップの色ならまだリスクを取れるけれど、香水となるとさすがに試したいという葛藤の日々。
今年の2月くらいでしょうか。アメリカで一気に空気がゆるみ始めた頃。近所のお店やレストランが一斉に「通常営業」の形となり、突然賑わい出したのです。お散歩中、Joe Maloneの取扱店が久々にオープンしていたので、ふらりと入りました。
さまざまな香りを試しに試して、本当のお気に入りを一つだけ選ぶ。店員さんとおしゃべりするのも、昔は煩わしかったけれど、むしろ嬉しくてたまらない。五感を存分に使って毎日使うモノを選ぶという行為の尊さ!いつぶりかに、真の買い物の喜びを感じたのだと思います。
この香りはまさに「コロナ中の幸い」。制限からの開放感の象徴として、これからもまとい続けていきたいです。
日常をエフォートレスに
がんばらないけどさぼらない
Be Effortlessly YOU!!
ライフコーチングQ&A:ご相談フォームはこちら
過去のQ&A一覧はこちら

この記事へのコメントはありません。