【Q&A】柔軟に変化を受け入れたいのですが、気持ちの折り合いがつきません
Q. こんにちは。
昨年コーチングプログラムで大変お世話になったものです。こうして、梓さんにお手紙を書くのは久しぶりで、なんだかドキドキします。現在の自粛状態で私が教えているヨガスタジオでもZOOMでのオンラインレッスンを始めるらしく、やっていただけますか?とスタジオから連絡がきました。スタジオの大好きなお客様のお役に少しでも立てるなら…!とすかさずOKしましたが、なんだかモヤモヤ…。レッスンフィーもかなり安く、モヤモヤ…。
現状、仕事はストップでお金を全く稼げていない状態で、社会との繋がりや、人の役に立てていない(循環していない)感が辛いです。
そんな時にはジャーナリング。と思い「純度(自分の意志)100%の行動orそうでないもの」のリストを作ってみました。すると、前者はフィーがあろうとなかろうとやれる事自体にワクワクしていたり、何だかミラクルが起こって急速に話が展開していったりで、後者は周りからのススメでやっているだけで成長も大してしていないように思います。それに、実際私がワクワクしているのはオフラインで対面だったり、五感を使って原始的と言うか、、(笑) 現在の状況やこれからの時代に取り残されてしまうような気分にもなります。
そんなとき、使用感ハンパない梓さんの本を手に取り表紙を開くとサインとともに「ずっとピンと来ることだけを」という言葉が目に飛び込んできて思わず涙がこぼれました。ずっとピンと来る事だけって難しいですねぇ~、簡単に言い訳をして自分をごまかしたくなります。
誰の役にも立たず、自分のやりたいことばかりやってただの自己中だな、と思ってしまいます。コーチング中、梓さんが、人がどう思うかでなく「私がどうしたいかを大切になさってください」と言ってくださったお言葉が今の私に突き刺さります。柔軟に変化を受け入れ、その時々に合った行動がしたい自分と、頑固に「やりたい事しかやりたくない!」と言う自分が闘ってしまいます。
闘わず、その両方が共存できるようになりたいです。どうすればいいかは何となくわかるのですが、気持ちの折り合いがつきません。「柔よく剛を制しながらやりたい事しかやらない」というミラクルを叶えたく、エフォートレスな梓さんにご質問させていただきました。
P.S フォームに書いていて、このまま「出さない手紙」にしようか迷いましたが、ピンときたのでお送りすることにしました!いつも読んでいるだけでワクワクするブログをありがとうございます!
(Way Showerさんよりご質問いただきました)
A. 意外と、体感レベルではすでに出ている「本音」を見逃していませんか?「自己中」と「貢献」が両立可能な理由もお伝えします。
メッセージとご質問をありがとうございます!
いつでも生きることに真摯なWay Showerさんらしい、機知に富むご質問ですね。ところどころに嬉しいお言葉も織り交ぜてくださって・・・♡拙著を使用感ハンパないほど(笑)おそばに置いてくださりありがとうございます。
コロナの影響下にあるいま、個人が身をもって感じていらっしゃる「疑問」には大きな価値があります。こっそりメールをくださるだけでも充分に嬉しいところを、こうしてブログでみなさんとシェアさせていただけることに感謝いたします。
■ 「すかさずOKした」が表していること
これまでを振り返り「>純度(自分の意志)100%の行動 or そうでないもの」のリストを作るというジャーナリングテーマ、素晴らしいですね!(これを読んでいるみなさまもぜひ、このテーマでジャーナリングなさってください♪)
自分の本音(本当にこれをやりたいのかな?)にこまめに向き合うことができているところもさすがです!コロナによって、見えてくるvividな本音を、ちゃんと掬おうとされている。COVIVID-20のお手本ですね。
ヨガのオンラインレッスンを受け持つことについてモヤモヤを感じ始める前、オファーが来た瞬間に「すかさずOKしました」と書かれています。
これって・・体感レベルでとっさに「ピンと来たから」ではないでしょうか?「スタジオの大好きなお客様」たちのお顔が浮かんでワクワクされたはずです。
その後、レッスンフィーが少ないことや、今後オンラインクラスがメインとなる時代が来たらどうする?など、後天的にモヤモヤがわいてきたのもわかります。
ただ最初のインスピレーションは、純粋に「やりたい♩」だったのでは?文面からの想像ですが、そう感じました。
Way Showerさんは、身体を緻密に美しく動かすことに人生をかけて取り組んでこられた方。だからこそ、体感レベルの直感に人一倍、長けていらっしゃると思うのです。(もちろんハートの直感のほうも上級者ですが♡)
仮に、レッスンフィーが普段の三倍だったとしたら?きっと、「お客様が喜んでくださる上に報酬もいいなんて最高」と思われていたことでしょう。だとしたら、オンラインクラスをやることは、フィーに関係なく「純粋な意図100%でやりたいこと」に入るのでは?
こう考えてみると、オンラインレッスンをやりたくない自分を、自己中で貢献できていないと感じてしまう…という発想自体、必要なくなります。
だって、Way Showerさんは「柔軟に変化を受け入れ、その時々に合った行動」(=オンラインクラス)に、本当はピンと来ているのですから!
「すかさずOKした」瞬間のしなやかさにしっかりとフォーカスして、後天的なモヤモヤに居場所を与えないでください。
■ オフラインがやりたいのに、時代に取り残されてしまう?
オフラインで、五感を使い人と人が触れ合って行われること。この貴重さはポストコロナ時代になっても変わらないどころか、今後さらに重要視されていくと、個人的には感じています。
テレワーク化が進み、時間を価値のあることに使いたいと思い直す人が増えているのは確かです。だからこそ、本当に会いたい人(直接教えを請いたい人)にだけ会いに行く形が定着していくのではないでしょうか。
ヨガなどのボディワークのクラスは、先生の存在感や言葉を受け取り、個別に動きをアジャストしてもらえるという点で、対面のクラスでなければ意味がないと思います。
LAのヨガスタジオもオンラインサービスに切り替わっていて、それは現状ではとてもありがたいことですが、「今後もずっとこれでいいのに!わざわざスタジオに行く意味ってないよね?」とはまったく思いませんから。
今後のWay Showerさんにとって、オンラインレッスンで教えることを体験されるのは貴重なデータとなるでしょう。
オンラインでいかに「五感」を使っていただくか、ヨガの哲学をどう体感してもらえるか…など、お得意のクリエイティビティーを発揮されるときかと!
実際にやってみて、もし、オンラインレッスンの隠された魅力に気づけたとしたら、Way Showerさんのビジネスにも新しい側面が生まれるかもしれません。
■ 今日から「自己中」と「貢献」のイメージを変えて
>現状、仕事はストップでお金を全く稼げていない状態で、社会との繋がりや、人の役に立てていない(循環していない)感が辛いです。
>誰の役にも立たず、自分のやりたいことばかりやってただの自己中だな、と思ってしまいます
Way Showerさんが一時的に収入がなくても暮らすのには支障がないという事情を知っている者としての発言になりますが、、
・・・・・・・別によくない??(笑)
かわいいかわいいかわいいかわいい大事な大事な大事な大事なWay Showerさんは、何をしていてもしていなくても、プレシャスな存在なんですから♡
とはいえ、これだけだとみなさん、納得してくれないのですよね(本当はこれがすべてなんだけどな)・・・ライフコーチらしく、もう少しお話ししますとね。
まず、こんな現状の中、収入となり+社会と繋がり+人の役に立つことができる「オンラインレッスン」は、やらない手はなさそうですね。これはもう解決済みとして。
Way Showerさんから見て、「社会的に成功していて、多大な貢献をしている人々」を思い浮かべてください。
彼ら、彼女たちは、よーくよーく観察すると、思い切り自己中にやりたいことだけやっているはずです(笑)
例えば、かの「こんまりさん」は、たとえ収入があろうとなかろうと有名であろうとなかろうと、おうちで片付けをしてときめいているのではないでしょうか。
自分がどう感じるかを大切にして、それにばかみたいに忠実になることが、ひいては周りの幸せにもつながる(一時的につながっていないように見えても気にしない笑)。
「自己中」とは、自分で自分の幸せに責任を持つこと。これは「エフォートレスな生き方」にかかせません。Way Showerさんにもおなじみのコーチングの「大人の宿題」で、「自己中キャンペーン」をさせられたクライアントさんがいるくらいです(笑)
『引き寄せの法則』のエイブラハムも、こう言っています。
「もし自分自身をハッピーにさせるぐらい自己中心的でなかったら、世界に提供する価値があるものなどあなたは何も持っていない」
Way Showerさんは、断言できますが、ご自分をハッピーにさせる天才。だからもうできているし、いわゆる一般的な意味での「貢献」は必ず後からついてきます。
だからこそ、今日から「自己中」と「貢献」のイメージを変えてくださると嬉しいです。
外出自粛の現状こそ、「家にいながら、好きなことに没頭することが、世界にいい影響を与える」ことを実験&証明するときです。
「たった一人で、ビーチに寝そべっているだけで貢献していることになるって本当?」という疑問について書いたこちらの記事も読み直してみてください。→『最高のハッピーエンドはいい気分でいることから始まる』
■ 頑固なままに、しなやかに
>柔よく剛を制しながらやりたい事しかやらない
これぞ、エフォートレスな自己中!
やりたいことしかやらない=たった1つの主義・行動を貫き通すこと、というイメージはもう過去のものです。
やりたいことしかやらないと決めているからこそ、「やりたくないかもしれないこと」の奥にある「実は、やってみると楽しいこと、自他の益となること」の可能性を否定しない。過去の経験より、現在の直感を信頼する。
しなやかな心で「自己中な選択」を重ねることは両立可能です。
ひとつひとつの決断に頑固に向き合い、とはいえそれに執着せず、誰に罪悪感を持つこともなくコロコロ方針を変えながら(笑)、ご自分の選択に自信を持って進んでいかれますように。
Way Showerさんが「ピンとくる」方向性は、縦横無尽、自由で無限ですから!
現在、サイト会員様以外のすべての方よりご質問を受け付けております。
コロナに関連していても、いなくても大丈夫です。この機会に、自分らしくエフォートレスに生きるための疑問を解消しませんか?ライフコーチングの視点からお答えさせていただきます。
いただいたご質問は、ブログや書籍で紹介させていただくことがございます。ご了承ください。
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