【Q&A】不妊治療のために会社を辞めた直後、コロナの影響で……

Q. はじめまして。
今までずっと関口様の本を読ませていただいており、今回初めてこちらのサイトにお邪魔させていただきました。
今まで拝見していなかったことが悔やまれるほど、素敵な場所ですね。
考え方や向き合い方、とても尊敬しております。

会員でもなく不躾に質問させていただくことをご了承ください。

私は不妊治療に取り組むために十数年務めた会社を三月末で退職しました。今までの自分では考えられないような思い切った決断でした。
ところがコロナウィルスの影響によって治療中断せざるをえない状況となっています。再開の目途も立っておらず、迫りくる年齢の壁に怯えながら過ごしています。
私なりに、日々楽しみながら今まで出来なかった家事や自分磨きに取り組んではいるのですが、心のどこかで、仕事をしていないことへの後ろめたさや、いつ治療再開できるのかという焦燥感でいっぱいになります。

エフォートレスに生きたいと思っています。
何かアドバイスいただけたら本当に幸せです。

(環さんよりご質問をいただきました)

A. 夢を叶えるために、外の力を借りようとした。すると世界情勢が変わり、落ち着いて自分の底力を思い出す機会がやってきた。これはつまり「あなたの夢を叶えるために、必要な力はあなたの内側にあります」というメッセージ!

 

ご質問ありがとうございます。拙著や本サイトに共感してくださり嬉しいです!

環さんは、この三月末でご退職されたとのこと。
望むライフスタイルへ近づくための、トレードオフをなさったのですね。なかなかできることではない堂々としたご決断。おめでとうございます!

そんなタイミングでコロナによる計画の中断、再開のめども立たないとなると、困惑なさるのも無理はありません。それでも、日々を楽しむことも忘れずに過ごしていらっしゃるのですね。素晴らしいです〜

今回のご質問は、環さんのように妊活中の方のみならず、コロナの影響で婚活や就活が「阻まれたように感じる」状況にある方々にとっても、参考にしていただけるかと思います。

■ むしろ……妊娠注意報が出ていませんか? 

わたしがご質問を読んで初めに思ったことは、「このままお家で自然にご懐妊されるのでは……?♡」でした。

世界中で、自粛モードによる妊娠が増えつつあるそうです。望まない妊娠をする若者が増加し、問題になっているくらいに。

どのようなご事情で不妊治療をされているか存じ上げませんが、不妊治療をやめた途端に妊娠した、養子を迎え入れた途端に実子を妊娠した、不可能に思われた状況下でも妊娠した、などという例はたくさんあります。

環さんが赤ちゃんを授かりたいと望み、決断と実行を重ね(ここが特に素晴らしい!)その環境を整えたとたん、世界規模の「お家でゆっくりする風潮」がやってきたのですよ?

これって、環さんが望み通りママになられるための「後押し」がなされていると思えてなりません。

パートナーさんと過ごす時間は以前より格段に増えているはずですし、お仕事のストレスからも解放されてリラックスモード(完全に退職なさっていなければ、いくら在宅ワークだとしてもストレスがあったはず)。

そんないまの状況は、妊娠するのに「最適」と言えるのではないでしょうか。

また、人との接触が控えられている現状では、妊活において環さんにネガティヴなことを想起させる「外野の人々(笑)」との距離が取りやすいというメリットもあります。

世間的な雑音から距離をおき、パートナーさんとの心穏やかな時間の中、ときめくファミリー像についてワクワク話し合える。いくら理想論を語ろうと誰にも邪魔されず、夢にポジティヴなイメージを持ち続けられる。

不妊治療のことはいったん忘れて、環さんとパートナーさんに自然と備わっている、「お互いを愛し、いたわり、育む、親になりゆくエネルギー」にフォーカスしてみてください。

治療せずとも(子どもがいなくても)、わたしたちに足りないものは何もなかったと感じる瞬間があるかもしれません。

このフェーズを、不妊治療(=悪いところを探して、外側の力を使って矯正する)ではなく、可妊受容(=すでに備わっている、子どもを授かる力・親として生きる力を受け容れる)のタイミングと捉えてみてくださいね。

たとえコロナ終息後、不妊治療を再開されることになったとしても、この「可妊受容」のマインドは、今後の環さんの妊活をエフォートレスなものにしてくれるはずです。※「可妊受容」は筆者による造語です

■ 子どもの数「ゼロ」「1人」「4人」の女性たちの会話 

以下は、実際にあった三人の女性(Aさん、Bさん、Cさん)の会話です。

Aさん「わたしは子どもがいなくて、そんな自分を責めてしまうんだよね」

Bさん「うちは子どもが一人っ子だから、兄弟を作ってあげられなかったことで自分を責めているの」

Cさん「実は……昨日、4人目の子を妊娠したことがわかったの……でも一瞬、もうさすがに子どもはいらないと思ってしまった自分を責めていたところよ」

・・・一体どこまでいけば、「自分を責めること」をやめられるのでしょうか?笑

環さんもきっとはじめはAさんのように感じて、「環境を整えよう!」と一念発起し会社を辞めたはずなのに、超絶なスピード感で、今度は仕事をされていないことに後ろめたさを感じ始めていらっしゃいます……。(わたしたちみんな、多かれ少なかれこのようなことを繰り返しています)

この先どれだけ環境が変わっても(夢を叶えていっても)、この罪悪感サイクルを持っている限り、現状に満足することはありません。何しろ・・・疲れますよね?笑

このバカげたサイクルに薄々お気づきだからこそ、エフォートレスという言葉にも惹かれてくださったのだと思うのです。

■ 問題の本質は「自分を責める気持ち(罪悪感)」

一見、コロナの影響で生じたように見える問題も、根底では以前から持っていたものが露呈したにすぎません。

なにせ環さんはこの後、余裕でママになられるのでそこは心配ないとして♡ご自分を責める傾向を少しずつ改めていかれると、エフォートレス感は増していきますよ

これは改善するというより、ご自分の本質を思い出す感覚です。誰も自分を責めるためにこの世に生まれてきていませんから。

まず、心の中の「自分への意地悪な疑問」に気づくところからスタートしましょう。自分を責めている「罪悪感の疑問」に気づけたら、その時点で9割成功です!

次に、「罪悪感の疑問」を「好奇心の質問」に置き換えることをします。

例えば

「不妊治療もできない状況で、仕事もしていないわたしって何なんだろう?」

こんな「罪悪感の疑問」に気づけたら、次のように置き換えます。

「この予定が何もないフラットな環境は、“本当のわたし”について何を教えてくれている?」

これが「好奇心の質問」の一例です。

「好奇心の質問」は、それを発してワクワクしたら成功です。答えはすぐに見つける必要はありません。あとは流れが教えてくれます。

「そんなことを考えても虚しいだけ」と思うかもしれませんが、罪悪感の疑問を感じ続けていることのほうがより虚しいのは明白なので、自分を幸せにする考え方へと意図的にシフトするほうが賢い生き方と言えます。

〈まだ子どもがいない罪悪感〉を、〈自分はどんな親になるのか?どんな子どもと出会えるのか?という好奇心〉へ。

〈お金を稼げていない(社会に貢献していない)罪悪感〉を、〈これからまったく新しい働き方をするかもしれないとしたら、どんな仕事?という好奇心〉へ。

〈友達の妊娠を素直に喜べなくて申し訳ない罪悪感〉を、〈いつか自分の子どもと友達の子どもが一緒に遊ぶとしたらどれほど嬉しいか?という好奇心〉へ。

さまざまな状況に応用できるこのエフォートレスワークを、ぜひ楽しみながら練習なさってください。

■ 将来、お子さんに「いま」をどう伝えたいか 

しつこいですが、現在すでに妊娠注意報が出ている環さんご夫妻は、近い将来、お子さんを授かることでしょう^^

そのお子さんが成長されたとき、彼(彼女)がこの世にやっていらした経緯を、どのように伝えてあげたいですか?(これも「好奇心の質問」です)

「苦労して、きつい努力をして、ようやくあなたを授かることができた。そうしてママはやっと幸せになれたの」

それとも

「それまでもずっと幸せに暮らしていたら、そのご褒美のようにあなたという素晴らしい存在が来てくれた。だからママは、まず幸せでいることがいちばん大事だと思ってる

どちらのトーンで伝えるかによって、お子さんの人生観が変わってくると思いませんか?子どもにとって、親の考え方の影響は絶大ですから。

最後になりましたが、環さんとパートナーさんにとって、実りの多い自粛期間となることを応援・確信しております!

現在、サイト会員様以外のすべての方よりご質問を受け付けております。
コロナに関連していても、いなくても大丈夫です。この機会に、自分らしくエフォートレスに生きるための疑問を解消しませんか?ライフコーチングの視点からお答えさせていただきます。
いただいたご質問は、ブログや書籍で紹介させていただくことがございます。ご了承ください。
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