【Q&A】資金作りのため目標を一年先送り。どうモチベーションを保てばいい?
Q. こんにちは。先日、関口さんの書籍を購入し、こちらのブログも訪れるようになりました。
いつも関口さんの言葉に励まされています。ありがとうございます。さて、思い切って相談させていただきたいことがあります。
少し前に、こちらのブログで “今はがんばって働くタイミングじゃない”とおっしゃっているのをお見かけして、私も前からお世話になっていたパートのお仕事をしながら、やりたい事を模索していました。
が、来年、どうしても学んでみたい講座に出会ってしまい、その為にはまとまった資金が必要になり、応募していたフルタイムのお仕事から採用の連絡を頂きました。
確かにお金の余裕も必要だったことだし、来年の目標まで、腕まくりをしながらやってみますか☆と思っていますが、その反面では正直、1年もモチベーションが続くだろうか?こんな時期にそれこそ、がっつりフルタイムで頑張ってしまっていいのかな?(笑)と、今までよりも自分の時間が取れなくなってしまう事への戸惑いの気持ちもあります。
こうした状況に折り合いをつけながら1年先の目標までたどり着くためのヒントなどありますでしょうか?
P.S. ”いまは働かなくてok!”とおっしゃるのは、世の中的にスローペースになってきているからという理由からでしょうか?わたしのように経済的にタイトな立場からすると、その理由が気になります。
長くなってしまいましたがアドバイス頂けたら嬉しいです。
(Nimoさんよりご質問をいただきました)
A. 働いてもいいんですよ♡もちろん、働かなくてもいいですし。いまのあなたが「ホッとする道」が正解です。誰かの言葉が気になるときは、自分への信頼を強化するとき!ご一緒に本音を探ってみましょう。「自分にしっくりきて選んだ道だからこそ素晴らしい未来が待っている」のですから、そのまま堂々と進んでください。
ご質問ありがとうございます!
エフォートレスな答えとは、人の数だけ存在しているというのがわたしの考えです。
“今はがんばって働くタイミングじゃない”、”いまは働かなくてok!”という内容は、おそらくこちらのQ&Aかと思うのですが、これはあくまでも「この質問をされた方にとっては、いまは働かない(がんばらない)という選択肢もありますよ」という意味であり、世の中全般に当てはまるものではありません。
「コロナの影響下でエフォートレスでいるために、いまは誰もがペースダウンすべきであり働くタイミングではない」とお伝えする主旨ではないことを、ご了承いただけたらと思います。
ただ、経緯がどうであろうと、Nimoさんが気になった言葉は、いまのNimoさんにとって重要なメッセージに違いないですよね。
ご一緒に考えてみましょう。
■ これからの一年を「あなたは」どう捉えたい?
>来年の目標まで、腕まくりをしながらやってみますか☆
いい感じの勢い、素敵です!このモメンタムのままでいいのではないでしょうか。
いまのNimoさんは、学んでみたいことに出会えて、そのために必要なレールが敷かれた状態。学びたいという情熱によって、次のステージへ向かわれている途中かと思います。
これからの一年は資金作りのための時間のようで、実際に得るものは資金だけではないはずです。
フルタイムでお仕事される生活を楽しむことで、これまで気づかなかったご自身の能力や才覚、夢を叶えるために「これが必要な経験だったのか!」と思える出来事など、様々な恩恵に出会っていかれるでしょう。
一年後までに、さらにやりたいことを他に見つける可能性だってありますよね。
もし、わたしがNimoさんの立場でしたら、これからの一年間を「期間限定のお仕事がっつりモード」と捉えて楽しむことにするとか思います。
状況は異なりますが、数年前、コーチングの仕事を一年間休んで幼児教育の資格を取るための勉強に費やしたことがあります。
始める前は、コーチング以外のことをやっている場合なのかと思ったりもしました。ですが、やると決めた以上は、「期間限定の勉強モード」として楽しさや忙しさを味わうことに集中しました。
勉強は大変でしたが、普段は出会えないような幅広い年齢層の仲間ができたり、他分野に身を置いたことでコーチングについて新しい視点を得たりと、自分の幅が広がり素晴らしい時間となりました。
さらには、この学びの期間がちょうど終わる頃、ニューヨークへの引越しが決まるという転機が訪れました。
Nimoさんも、ご自分の選んだ道を信頼し、安心と喜びを感じながら進めば、必要な情報や成長がもたらされるはずです。
■ 占い以上に、未来を教えてくれるもの
誰にとっても可能性は無限ですが、未来の方向性を決めるのは「現在、何を感じて過ごしているか」です。
自分の「感情」は、占い以上に的確に、未来を指し示してくれています。
これからの一年間の過ごし方について、「資金作りのためにいっちょ働こう!」というプランに気が乗る(パワーがみなぎる、ワクワクする)のであれば、それがNimoさんにとって素敵な選択だということです。
「自分の時間がなくなりそうで不安」とありますが、忙しいほうが余計なことは考えず、プライベートの時間を大切に扱おうとするので、時間がたっぷりあって漫然と過ごすより充実するものです。
一方で、少しでもモヤモヤするのであれば、他の道を探ってみるといいかと思います。
学びたいことを一年先送りにすることに対して、「そのくらいの準備期間があったほうがいい感じ」なのか、「間髪入れずにすぐ学べたらいいのにな」と本心では思っているのか……?
条件を全て外して、自分の気持ちが「快」へ動くかどうかを観察してください。そこに答えがあります。
「経済的・時間的に何も制限がないとしたら、どうしたい?」という質問の答えをイメージすることもおすすめです。
■ ”いまは働かなくてok!”にざわついた理由って?
このブログを読んでいて、この記事の”いまは働かなくてok!”という言葉が妙に心に残ったのだとしたら、そこにはどんな思いが隠れているのでしょう?
現実的な条件を抜きにして、次の2パターンを想像してみてください。
(1)学びたいことのためには資金が必要=働かなきゃと思い込んでいたけれど、「働かなくてもいい(他に資金を得る方法がある)のかも?」と思うとホッとする
(2)せっかく働くことも含めてワクワクしていたのに、「働かなくていい」なんて書いてあると水を差された感じがして悲しかった
どちらがNimoさんの本音により近いですか?
(1)である場合は、ぜひ他の道を探してみてください。そこに第三の道がある可能性が高いです。
そのためには経済的に人に頼る、これは使わないと決めていた預金を切り崩すなど、ご自身にとっての「安全圏」を出る必要があるかもしれません。
あるいは、本音が(2)に近いようであれば、いつだってご自身のコンパスを信頼していいということを思い出してください。そのままでいいのです。
こちらの意図を誤解されていたとはいえ、さあ働くぞという場面で、本で共感していた人物が「働かなくていい」などと書いていたら混乱しますよね(笑)
わたしも多くのメンターの元で学んできて、よく「え?どういうこと?じゃあわたしがやろうとしてることってダメなのかな?」と混乱していたのでよくわかります(笑)
それでもいつも最後には、「自分の感覚を信頼していい(それが最もエフォートレスにうまくいく道)」とうことが腑に落ちました。
だからNimoさんも、ご自身の感覚を信頼してください。それ以上に頼れる指針はないのですから。その人にとって心地よいと思える選択こそが、最善の道となる。このことにみなさん、もっと自信を持っていいのです。
答え(力)はいつも、あなたの内側にあります。それを全面的に信頼することが、結果として最もエフォートレスな近道となります。
最後のポイントとしては、「一度決めたら、それについてクヨクヨ考えなくていいんだった」と思うこと!シンプルながら効きますよ^^
新しい学び、楽しみですね!
エフォートレスな道を堂々と歩まれるNimoさんを応援しています!
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