大掃除は「自分らしい気楽さ」を見つける機会に
大掃除の季節です。わたしは掃除や片付けが先天的に(笑)苦手なので、「さて、年末大掃除!」と意気込むと腰が重くなってしまいます。
ですので毎年、バッファーを設けて10月くらいから「そろそろだなー」と勢いをつけ始めるようにしています。はやっ!そのくらいの余白をもうけてようやく、ようやくね、「ではちょっとずつやりますか……」と自分が動いてくれる感じ。ちょっとずつ貯金して、それが年末に向けて投資されているという感覚が楽しくもある。
今年も年末大掃除へ向けて、数ヶ月前からキッチン、冷蔵庫内、バスルーム、玄関などの、「掃除の仕組み」を見直して、エフォートレスに作業が流れるかどうか実験を繰り返してきました。
たとえば、コンロの五徳!アメリカのキッチンの備え付けのものって異常に重くて掃除しづらい……。毎日全部拭きあげるのはさぼりがちだったので、1日ひとつだけさっと洗って拭いて戻す(同時にコンロのその一角だけセスキで掃除)というシステムを導入したところ、一回の作業量は軽いのに「いつも比較的きれい」な状態が長続きしています。
大掃除で焦りたくないがために、その場所がそのとき綺麗になるだけでなく、その状態をキープするための仕組みを先に整えてしまう、という柔よく剛を制すの精神。(いやなにか間違ってるような気もするけどw健康のためなら死んでもいいみたいな)
夫が得意な場所はどんどんお任せして。。すでに、ソファーの毛玉や埃を取る一大作業(笑)を済ませてくれたので、心がだいぶ軽いです。ありがとう。
モノのオーガナイズは、月1くらいであれこれ捨てたり配置換えしたりするのが趣味のようなものなので、年末だからと特別にやることはありません。(これもよく考えたら、年末に焦りたくないから、年間を通してちょっとずつやっているのかも……と思えてきました。ほんと極端だなー)
日々の「そのつど片付け」「ちょこちょこ掃除」では、五徳掃除のような「システムの構築」は大好きなのでそこは時間をかけて考え抜いた上でマイナーチェンジを繰り返しつつ(笑)、、「意気込まずに普段通りのテンションでさっと動く」「大袈裟なことをしているわけではないと自分に言い聞かせる感」を心がけています。
夫の仕事の関係で、常に「数年ごとの引越し作業」が念頭にある夜逃げスタイル(笑)で暮らしています。引越しのときに慌てたくない、大変な思いをしたくない!(どれだけトラウマがあるの?笑)という一心で、すっきりした暮らし方へ強制連行されているので、子どもの頃から片付けが苦手なわたしでもどうにか成長しているようです・・・
引越し作業も年末大掃除も、同じく「ぎりぎりで大変な思いをしたくない(わたしには無理な所業)」だからこそ、大バッファーを設けてそのつどちょこちょこやっておいたほうがいいという考え方に至っております。
でもこれは、あくまでもわたしに合っているやり方というだけで、年末の数日で一気に掃除するのが好き、とか、数週間で綿密な計画を立ててこなしていく感じがたまらないというタイプの人もいるだろうし、エフォートレスなやり方は人それぞれですよね。
当たり前に聞こえる人もいるでしょうが、最終的に、年末までに全ての場所が完璧に掃除されていなくてもいいのです。日頃からがんばるタイプの人にとっては、ここを意識するだけでも違いますよ!
「どこまで完璧に終わらせたか?」ではなく、たとえ数分~数時間だとしても「充実して取り組めたか?それによって自分的にはどのくらいすっきりしたか?」を目標にすればいいのではないでしょうか。
さらには、「大掃除は、年末にはしない」という第三の道もあると思う!
アメリカではSpring Cleaningとして、春先に大掃除をする伝統があります。長い冬が過ぎ去ったタイミングで、窓をすべて開け放ちこもった空気を総入れ替えしたくなるような季節ですからね。日本でも年度が変わる節目。ここですっきり大掃除するのは理に適っていると思います。
他にも、自分の誕生日に向けて大掃除するのもいいですよね。
世間の常識を一度取り払ってみて、自分としてはなんだかこのやり方がいい感じ♩しっくりくる♩そんな道を選択する自分を尊重できたとき、いわゆる「運勢」や「運気」が上がるのだと思います。嫌々な気分を引きずって義務的に掃除するよりずっと!
そのために(自分のしっくりを知るために)、まずいろいろ試してみるという「楽しい実験」としての「努力」はしておいて損はないかと!(←がんばらないけどさぼらない、力の入れどころ)
あなたらしいエフォートレスな大掃除で、今年がんばった自分を労ってあげてくださいね。
今日をエフォートレスに。
がんばらないけど、自分らしい大掃除で心をすっきりと満たすことはさぼらない。
Be Effortlessly YOU!!
AZUSA
→日替わりメッセージ「本日のコーチング」をチェックする
朝の光がキッチンの片隅に差し込む瞬間を眺めるのが至福。幸せが地味!道具たちが、朝日で浄化されていくような。また今日も美味しいものをつくろうという気力が湧いてきます。やる気なくてウーバーイーツな日もあるけどそれでよし^^ある日ふと食器の洗いカゴを片付けて、ドライングマットをそのつど干すスタイルで使うようにしてみたら、スペースの見た目も気分爽快に!
「ウィズコロナ時代もエフォートレスに。自分らしく輝くことを諦めない」:WEBお悩み相談は現在、サイト会員様に限らずすべての方へ無料でオープンしております。この機会にお気軽にご利用ください。
ご相談フォームはこちら
過去のQ&A一覧はこちら

この記事へのコメントはありません。