できるだけ遠くを見れば怖くない
LA郊外に“AZUSA”という地名があります。高校生でオレンジカウンティーに留学したとき、学校にAZUSA UNIVERSITYのパンフレットが置いてありびっくりした覚えが。当時、ホストマムに聞いたら「ネイティヴアメリカンの言葉か何かじゃない?」と言っていたけれど、地名の由来が知りたい。
●
LA在住ライフコーチの関口梓です。
カリフォルニア州の運転免許取得のため、ダウンタウンのごちゃごちゃした道路で走行練習を重ねています。日本の国際免許は居住者は使えません。本当はすぐに試験を受けて免許を取りたかったけれど、LAでの新居に本格的に引越すのは来月なので、それまで居住証明書が用意できず、練習しつつ待っている状態です。
なんだか引き延ばされる感じがすると思ったら、水星逆行中でした。引越しが延びたのもいいことだとしよう。Uberも充実しているし、何も焦ることはないのでね。いちばんワクワクしていた車選びもこれから♡新居探しも楽しかったけれど、新生活の楽しみはまだまだ残っています。
左ハンドル&右側走行に慣れるまで、どうしてもビクビクと運転している自分がいました。左(中央分離帯)にぐっと寄せて運転するのが怖いのです。そんなとき教習の先生に「角を曲がるときは、できるだけ遠くを見てください。近くだけ見ると怖くなります」と言われました。
思い切って遠くを見ると、心に余裕が生まれ、まっすぐ進みます。きっとみなさん普段、自然とそうやって運転されていると思います。
「遠くを見る」は、運転だけでなく、サーフィンでバランスを取るときや、yogaの目線の取り方としても有効なテクニック。人生のドライビングにも、遠くを見ることを応用したいものです。
目先のごちゃごちゃ(人間関係、誰かの言動、理不尽な出来事)に目を向けているうちは、イライラや恐れが止まりません。それでも視点を上げてみれば、すぐそこの曲がり角の向こうにすっきりとして空間が見えてくるかもしれない。現状のまま直進するのはやめて、怖いけれど思い切って曲がってみましょう。そのとき、遠くを見るのです。
1年後の自分。10年後の世界。
人生で大切にしたい価値。
どうしても実現したいライフワーク。
大好きな人たちに何を伝えたいか?
どんな期待に応えられたとき、エフォートレスに喜べるか?
誰といて何をしているときの自分が最高のバージョンでいられるのか?……
日に一度、ジャーナリングで本音と向き合う時間を「遠くを見る習慣」として使うのもいいですね。
今日をエフォートレスに。
がんばらないけど、遠くを見る習慣はさぼらない。
バースデーディナーは旦那くんが腕を奮ってくれました♡最近料理に目覚めつつある彼。本当に美味しいし盛り付けも(わたしより)きれい。この調子で、料理男子になってくれることを願う。おだて続けよう。メニューは「きのう何食べた?」のシロさんが作ってたものを選んでくれた心遣いが嬉しかった〜
★Q&Aコーナーへのご質問を募集しております。Q&A記事のいずれかへ飛んでいただくと、記事の下部に質問フォームがございます。ぜひお気軽にご質問をお寄せくださいませ。
★初の著書が大和書房より刊行されました
『ニューヨークのライフコーチが教える ありのまま輝く エフォートレスな生き方』(大和書房)

この記事へのコメントはありません。