ストレスの原因がわからない!? モヤモヤ解消に役立つ3つの質問

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人間は「探究心」と「安心感」のバランスが取れているとき、エネルギーと行動力に溢れ、素晴らしい成果を上げることができます。逆に、そのバランスが崩れているときはストレスを感じやすくなってしまいます。バランスが崩れる原因となる「プチトラウマ」を理解し、3つの質問に答えることで、日常のストレスを癒すことができます。


安定した人間関係を育める人とそうでない人の違い

誕生したばかりの赤ちゃんは、次の2つのことを本能的に強く求めています。

(1)世界を探求すること
(2)守ってくれる存在をそばに感じて安心していられること

ハイハイをする赤ちゃんがちらちらとお母さんの方を振り返っては、また進んでいく光景を思い浮かべてみてください。お母さんは「安心」の源であり、そこにいてくれるからこそ自分の力でハイハイを進め、より広い世界を知る勇気を持てるのです。「探求」と「安心」。この2つのバランスがいい環境で育った子どもは、大人になってからも
安定した人間関係を軸としながら、まだ見ぬ世界へ飛び込む勇気がある人になります。

とはいえ、理想はわかっていても、「探求」と「安心」をベストなバランスで与えて育ててくれる保護者などいないのではないでしょうか。どんな親も完璧ではないですし、親の親もまた、その2つをバランスよく子どもに与えたかはわからないからです。

だからこそわたしたちは、たとえ虐待のように大きなトラウマを抱えていない人であったとしても、人生において「安心」がない状況で「探求」をしなければならなくなるとなんだか難しく、苦しく感じてしまうことがあります。そこには、赤ちゃんのときにちょっぴり「安心」が足りていなかった、もしくは「安心」という名目で心配ばかりされて充分に「探求」する機会を与えてもらえなかったという「プチトラウマ」が存在しているのです。

 

|日常のストレスは記憶のリピートから生じる

それでもわたしたちは、日々、人生の探求を続けていかなくてはならないし、そもそも探求をするために生まれてきているのですから、そうしたくてたまらないというのが人間の根本の欲求です。大人にとっての世界の探求とは、日々の暮らしや仕事にあります。そこにストレスを感じるのなら、赤ちゃんのとき得られなかったかもしれない「安心」を、いま、自分で自分に与えてあげればいいのです。

先ほどのハイハイの例で、赤ちゃんが振り返った先にいるお母さんの存在を、乳児教育ではPoint of Reference(基準となる点=心の拠りどころ)と呼びます。

あなたが日々の生活で、モヤモヤすること、苦手だと感じる人、できれば避けたい場面などを思い浮かべたとき、「なぜ自分はそう感じるのか?」を探っていくと、「心の拠りどころがない感じがして不安だ」という遠い記憶(根っこ)を引っ張りだし、リピートして味わっていることに気づけたりします。

そんな大人のプチトラウマを解消するための3つの質問を公開します。ぜひジャーナリングしてみてください。

|質問(1):大人になったあなたにとっての「心の拠りどころ」とはどのような存在ですか?

親、兄弟姉妹、子ども、友人・仲間、パートナー、恋愛、学歴・資格、キャリア、趣味、お金、休暇…。自分がよくも悪くも何を拠りどころにしているのか、それに感謝しているのか不満を持っているのか、探ってみると新しい発見があるでしょう。

|質問(2):その拠りどころはあなたにとって健康的なものですか?それとも不健康なものですか?

拠りどころとしている何かに寄りかかりすぎてもまた、心のバランスを崩してしまいます。依存や悪習慣に当たるものは、その瞬間は快楽を味わえても、本当の幸せを遠ざけてしまいます。あなたらしい「世界の探求」をワクワクと続けていくためにも、心の拠りどころとのつながりをヘルシーに保っていけたらいいですね。

|質問(3)あなたがこれからの人生で、本当に拠りどころとしたいものは?

質問(1)と(2)の答えから、考えてみてください。これら答えが定まっている人は、何が起きてもぶれることなく堂々としていられるものです。大人になったわたしたちだからこそ、自分の拠りどころは自分で決められる。少なくとも、その選択肢を持っていることにワクワクしてきませんか?


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