あなたの腕時計はどこ?
ライフコーチ関口梓のブログです。Los Angelesより、わたしたちの大切な毎日がエフォートレスに輝くヒントをお届けしています。
半年かけてじっくりコーチングをさせていただく「メンターシッププログラム」をご卒業されるクライアントEさんからのメールに「梓さんのおかげでいろんなことに踏み出せるようになったのに・・・ものすごく悲しいです!」とか書いてありました。
もちろんわたしも寂しいです〜
でも、Eさんは、悲しむ必要なんてはありません。
コーチとは、クライアントが着けている腕時計を覗いて、時間を知らせる者のことをいう。
コーチは腕時計を持っていませんが、クライアントに「自分が腕時計をしていたこと」に気づいてもらうというミッションがあります。
「梓さ〜ん!大変です!いま、何時でしたっけ?梓さんならきっとわかりますよね?」
と聞かれて、はいはーい!と参上し、クライアントさんの腕を取り覗き込んでは、「えっと、10時でーす♡」とお伝えする。以上!本当に簡単な仕事なんです。もはやインチキレベル!笑
いつだって、力を発揮するのはクライアントさんご自身だから。腕時計はちゃんと、誰もが1つずつ持っています。例外なく。
パワーソースはその方の内側にしかない。わたしの役目はそれを目撃するだけなのです。
腕時計をコンパスに置き換えるとよりわかりやすいかも。進むべき方向性を指し示してくれる「喜びのコンパス」ね。
これは日常の人間関係にも使える原理です。パートナー、お子さん、お友達、同僚などに「大丈夫。あなたはちゃんと自分のコンパスを持っているじゃない?」と教えてあげることは、相手の力を瞬時に引き出す最高の方法だったりします。
また、自分のコンパスを信頼し、それが指し示す方向へワクワクと進むあなたの姿は、それに触れた誰かに勇気を与えます。
Eさんもまた、彼女だけの腕時計(コンパス)をちゃんと見つけておられました。だから、悲しむどころか、喜んで羽ばたいてくださればよいのです。
「なーんだ!コーチング(梓さん)なんて必要なかったんだ♡わたしの腕時計はこれまでもずっと、正確な時間を伝えてくれていた!」
こう思ってくださることがゴールです。
コーチングで「これでもう大丈夫だ!」と思ったところから、その後さらに、いいこともそう見えないことも、いろんなできごとが起こっていくのが人生ですが。
自分のコンパスにさえ気づいていれば、どんな場面もしなやかに受け容れ、満たされた感謝とともに味わっていけます。
楽しいね〜 腕時計かコンパス・・ってことは、現代だとApple Watchが最適なイメージということか笑
今日をエフォートレスに。
がんばらないけど、喜びのコンパスに従うことはさぼらない。
歌にピアノにギターにドラム……♡モメンタムにしたがっていろんな音楽を楽しむクライアントさんたちを見習って、最近、ウクレレを始めました♡ばりばりハマって、日々練習しております。この写真、買ったその日のくせに弾ける風。めちゃ格好から入るタイプ。楽しいね〜
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『ニューヨークのライフコーチが教える ありのまま輝く エフォートレスな生き方』(大和書房)

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