【Q&A】自分軸がわからない…仕事も恋愛も不安定で矛盾した行動を取ってしまうのはなぜ?

Q. 36歳の司書です。著作やブログを読ませていただき、自分の大学図書館にも入れてしまいました。インスタで梓さんからイイネが来たときは、びっくりしました笑

最近、もやもやしているので思い切って質問させていただきます。最近こんな感じでもやっとしてます。

【仕事】どうしてやっと手に入れたものを大切に思えないのか?

非正規の下積み7年を経て、やっと昨年正規の司書になれました!が最近、異動になって環境が変わり、モチベーションが下がり気味。地方にいて選択肢も少ない中で努力して勝ち取ったポジションなのに、学生や教員を見ていて初心を思い出して奮起することもあるのに、ふと別の人生があるんじゃないか、と手にしたものを大切に思えない日があります。

気づくとセルフコーチングの本などで自分の内面を探っています。自分でもこんな気持ちになると思っていなかったので、どこかで自分の人生に納得できていないのかな?私っておかしいんじゃない?と思ってしまいます。

発作のように違和感を感じ、ふと自分が小さくなっていくように感じてしまいます。

【恋愛】どうして一度手放したものに執着してしまうのか?

仕事とは逆に、手放したものをまた追いかけそうになっている自分もいます。2年近く、8つ年下の学生とやりとりが続き、片想いを清算できない状態です。婚活もしていますが、その相手に特別な何かを感じて、自分から連絡がつかなくした今でも、なぜか手放せないです。執着しているのだとも思って自分を責めますが、定期的に引き戻ってしまいます。頭では最初から難しいし時間のロスだとわかっているのですが、特別なものを勝手に感じて前に進めません。いつ連絡が再開するかも、また会えるのかもわからないのに、です。

どうして、手に入れたものの価値を忘れてしまったり、一度もっと価値があること(恋愛で悩んで自己否定するより、自分を好きでいること)を優先してあるものを手放したのに立ち戻ったり、こんな不安定で矛盾した行動をとってしまうんでしょうか。

ブレることは自分軸がある人が「しなる」ことだ、とある本で読んだのですが、なかなか自分軸が分からなくて、30代半ばなのに安定しきれない自分がもどかしいです。自分がどこに向かって進んでいるのか、進んでいるのかすら怪しくなってきてます。

(Mikisukeさんよりご質問いただきました)

A. 矛盾した行動にはある共通する原因があります。自分軸の答えもそこに。人生が「ちゃんと進んでいるな」と感じるためには、たった1つのことをがんばればいいのです。

 

ご質問ありがとうございます。

Mikisukeさんは司書をされているのですね。なんとも素敵なお仕事。正規になられたこともおめでとうございます!

わたしは中学生のとき、図書室に常駐されていた司書の先生が大好きでした。司書さん自ら選んでいただき、拙著を御校の図書館に入れていただけたなんて……大変光栄です。ありがとうございます!

■エフォートレスな自分軸の答え

【仕事】どうしてやっと手に入れたものを大切に思えないのか?

【恋愛】どうして一度手放したものに執着してしまうのか?

仕事面と恋愛面に見られるパターンは、矛盾しているようで、原因は共通している気がします。

それは、Mikisukeさんが過去と未来だけを見て、「いま」に存在していないから。

自分の目線を「いま」に保つ習慣。それが「自分軸」だと、わたしは考えています。

まずは、いまのMikisukeさんの日常をしっかり味わってみてください。わたしも含め、司書のお仕事に憧れる人はたくさんいるはず。図書館での日常が淡々と流れていく感じ……まるで映画の主人公みたいです(イメージは竹内結子で!笑)。

職場の窓から眺める景色、おびただしい量の本を取りまとめている楽しさ、学生さんたちの生き生きとしたエネルギー、ランチをどうするかというちょっとしたワクワク……Mikisukeさんにとっては物足りないこと、飽き飽きしていることの中に、輝きを再発見してください。

■過去や未来ばかり妄想してしまう理由:幸せでいるのが怖いから!

ではどうして、「いま」に存在することは難しいのでしょう?

目線が過去や未来に浮遊させる。どんなにやめたくてもそれを続けてしまうのは、そうすることに何かしらの「メリット」を感じているからです。

仕事も恋愛も「なんかちがうかも?」と思い続けてしまうのは、元も子もないような言い方になってしまうのですが、単純に心が退屈しているから

あーでもないこーでもないと思い煩い続ける、最大のメリットが「退屈しのぎ」なのです

これは、暇なときにふと、手持ち無沙汰にまかせてスマホをいじってしまうのと同じこと。そうすれば、少なくとも退屈することはありませんし、「いま」という瞬間に向き合う責任(幸せになる責任)からも逃れることができます。

ではどうして、幸せでいることより、退屈を優先させてしまうのか?

コーチングの神様アドラーは、このように言っています。

“幸せになるということは、あなたが普通の人になってしまうということだ”

普通の人。普通に幸せな自分。そんな自分には誰も構ってくれないし、大衆に埋もれて特別な存在になれない、ハラハラドキドキな展開もない、何が起きても人のせいにできない……

そう、わたしたちは、幸せにもデメリットがあると信じているのです。

だからこそ、普通に、いまのMikisukeさんらしい幸せを、毎日毎瞬、集中して味わえばいいのです。恋愛の問題も、自分の幸せ目線が確立している人にはすぐにふさわしいお相手が現れますよ(放っておいてもその彼の方から連絡があったり♡)。

新しいステージにいらっしゃるMikisukeさんに、退屈しのぎという古いおもちゃは似合いません。これまでがんばってきた自分に、新しいおもちゃ(ワクワク)を与えてあげてましょう。

そして、これはとても重要なことですが、Mikisukeさんの新しいステージには、「選択肢は少ない」「努力して勝ち取る」といった価値観がそぐわなくなってくるはずです。

「いま、ワクワクすること」を1つ1つ行動に移していけば、「無限の選択肢から」「努力なしで(エフォートレスに)」、最短距離を進めることがわかってきます。

■違和感は大切にしていい

「私おかしいんじゃないかな?人生に納得していないのかな?」と悩む必要はありません。ご自分を責めるのではなく、「本音でそう感じるのだから、この感覚は正しいのかも」と思っていいのです。

違和感を抱えるということは、素敵な変化が起こる前触れです。

たしかに、現状を、予期していなかった展開(努力して正規司書になれたのに、異動によりモチベーションが下がった)に翻弄されていると捉えることもできます。

でも、視点を変えれば、新しいステージに入ったMikisukeさんが、次のワクワク(やってみたいこと、なりたい自分)を見つけようとしているとも考えられませんか?

セルフコーチングの本で内面を探っているとき、ワクワクしているのではないでしょうか?文面からなんとなくそう感じました。

ご自分の内面を深く探ること。これがMikisukeさんの新しい「やりたいこと」なのかもしれません。もしくは他のことでもいいのですが、いま感じる「やってみたいこと」にしたがうことだけが、唯一「ちゃんと進んでいる」と感じられる道になります

■「○歳にもなってまだまだな私」問題への答え:いつだって「洗練」の途中

30代半ばにもなって、とおっしゃいますが、アメリカでは「70代はもはや、新しい40代だ!」という広告を見かけます(笑)。

これは大げさだとしても、現代の精神年齢は、40歳が従来の28歳くらいの感覚だと思うのです。人生100年時代、36歳のMikisukeさんであれば、「本当の人生がこれから始まる」と思うくらいでちょうどいい。

わたし自身は「自分なんてまだまだだな……」と感じるとき、「いい感じに洗練されている途中♡」と捉えるようにしています。拙著にも書きましたが「愛のために不安定になることもまた、調和のとれた生き方の一環」ですから。ご一緒に、ブレながら(洗練を重ねながら)進もうではないですか。

■最後に:これからのがんばりどころ

ぜひ、ジャーナリングでこれまでやってきたことをリストアップし、ご自分をちゃんと褒めてあげてください。

きっとこれまでに多くの人々と出会い、大小問わず多くのことを成し遂げてこられたはずです。あなたが図書館に座っていらっしゃるだけで、そのお姿は光っていて、見えないところで多くの人を癒していることを忘れないでください。

さらには今後、新たなパートナーと出会ったり、司書とはちがう道に進まれたりする展開もあるかもしれません。

その別の展開もまた、「いま」に繋がっています。いまをどう生きるか。集中力が問われます。これからの「がんばりどころ」はそこだけです

いまに集中していれば、とても忙しくなります。そして、あれよあれよという間に、想像をはるかに超える素敵な場所へ導かれることを、信頼していて大丈夫です。

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