【Q&A】収入が少ない在宅ワークに罪悪感。とはいえコロナで外で働くのも不安です

Q.  関口さんのご著書やブログの言葉にハッとすることが多く,いつも気づきをいただいています。

アドバイスをいただければと,連絡させていただきました。

今子供を保育園に預けながら,教育系の仕事をしています。

夫の転勤で退職・出産後,まず近所でパートタイムの仕事で再就職しようと思っていた矢先にコロナ禍になり,感染不安や,子育てとの両立のしやすさから今の在宅の仕事を続けてきました。

しかし,内職のような単価,月に数万円の収入で子供を見てもらっていることに罪悪感があり,預けている間に遊んでいるわけではないものの,後ろめたくなります。

フルタイムでもっと収入を得ている方々への引け目もあります。

求人はチェックしながら,不安だらけで外に出ていくことに踏ん切りがつかない状態です。

教育機関で働くことや,転勤族の家族のサポートをしたい,などやりたいことはあり,いつまでもこのままではいけない,また将来出勤して,昔のような収入を得られる自分になりたい,という焦りもありつつ,「外に出ていくのが怖い,自分が家にウイルスを持ち込んでしまったら…?」という気持ちが勝り,結局行動できずに夫の収入に頼っている自分はダメな人間だと落ち込みます。

まったく甘ったれていて何様なんだ,という悩みで申し訳ないのですが,なにかアドバイスをいただけましたら幸いです。

(ミントさんよりご相談いただきました)

 

A. その罪悪感を持っていて何かの役に立つ?罪悪感をスルーできるワークをご紹介。外に出るタイミングはあなたの本音がちゃんと知っている。「自分の価値=収入」と捉えて焦る前に、シンプルに芸を磨こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご質問をくださりありがとうございます!

ミントさんのお悩み、「甘ったれていて何様」とは全く思いません。

経済的な心配がない生活だからといって、悩みが軽いわけではありませんよね。ミントさんが感じていらっしゃる罪悪感、焦り、空虚感などは痛いほどわかりますし、本当に苦しいものだと思います。

ましてやこのコロナ禍。ご家族の健康ファーストでご自身のやりたいことにまでは踏み切れない状況であることも確かです。毎日をよくふんばっておられますね。

子育てやお仕事で目まぐるしい中、ご自身と向き合い、こうしてご質問の文章を書く時間を捻出してくださったこと、素晴らしいです。ありがたいです。

ミントさんの素晴らしさを最大限に活かせるマインドセットについて、いくつかご提案させていただけたらと思います。

 

■「自分はベストな環境にいる」と自信を持っていい

まず、現在の暮らしについて、すべて「がんばってきた自分が掴んだ最高の結果(幸運)」ととらえるところから始めてみましょう。実際そのとおりかと。

生活に経済的な心配がないこと、転勤先についていきたいと思える素敵な旦那様と出会えて、かわいいお子様に恵まれたこと♡

月に収入が数万円(も)入ってくることだって、軽視してはいけません。よくFPさんによる家計チェックで、一万円でもプラスの収入があることが、家計にとってどれだけメリットがあるか説かれていたりしますよね。素晴らしいじゃないですか。

そして、ミントさんにとっては何気ないことかもしれないのですが、「やりたいことがある」「なりたい自分が(ぼんやりでも)見えている」というのは貴重なことなのです。世の中は、やりたいことがわからないという悩みに溢れています。

また、待機児童問題が叫ばれる中、お子さんを保育園に預けられているミントさんのラッキーさと言ったら!市町村の審査を経て入園を認められたのですから、それはもう堂々とされていい状態だと思います。

一方、コロナ禍で保育園に預けることを躊躇する保護者も多いと聞きます。ミントさんがお子さんを保育園に預けることで、その園の経営、保育士さん・栄養士さん・給食スタッフなどの雇用に対して貢献なさっているのです。もちろん、お子さんの社会性も養われますし!

どうか現状について、お子さんにもミントさんにとっても最善の環境にいて、家庭や社会への貢献ができているという自信を持ってくださいね。

「そんなことで自信を持っていいの?」と思わず、今の環境を作りあげた自分に誇りを持っていいのです。「ちゃんと堂々とする」練習をしていくと、やがて、さらに大きな自信につながる経験を引き寄せてくれます。

 

■【悲報】罪悪感はこの先も一生消えません(笑)

>内職のような単価,月に数万円の収入で子供を見てもらっていることに罪悪感があり,預けている間に遊んでいるわけではないものの,後ろめたくなります。

「罪悪感」「後ろめたさ」に足止めされて動けなくなる。この苦しみをなんとか解消できたらどんなにいいことか・・・

ただ、残念なお知らせなのですが、この先どれほど成功しようと罪悪感が消えることはないと思います。気候変動のように、ずっとお付き合いしていくものだととらえましょう。

罪悪感を消し去りたくて、がむしゃらに実績を出そうとする(自分の価値を高めようとする)ことはお勧めしません。

ミントさんの収入が現在の数十倍、数百倍になったらなったで、「夫より稼いでしまって申し訳ない」「ママ友内で浮いてしまうほど活躍しちゃってる」「仕事ばかりで家庭のことが疎かになってしまう」などなど、新たな後ろめたさが出てくるものです。私たちは罪悪感をクリエイトする天才ですから!笑

罪悪感を見つけたら、そのままそっとしておいてあげてください。触らずに(笑)

やたら注目しないことが重要です。対策としては「罪悪感に気づいたらすぐに視点をずらすワーク」をご紹介します。

具体的には、以下の質問を自分に問いかけます。

①「この罪悪感にグダグダと注目し続けることは、自分や家族が幸せになるために少しでも役に立つだろうか?」

いかがでしょう?答えは明らかですよね。

次に、こう尋ねます。

②「堂々とごきげんな自分ならどう考える?どんなイメージを持つことが気分を上げてくれる?」

この答えに数分、浸ってニヤニヤしてみてください。

(もやもやが大きすぎて答えがうまく浮かばないときは、「自由でハッピーな私でいたい♡」と声に出すだけでもOK

そこから、ふっとやりたくなることが浮かんだら、行動に移しましょう。それは食器を洗うことかもしれないし、部屋の片付けや、本を読むこと、文章を書くことかもしれません。

ニヤニヤ状態で着手したことは、その後あっというまに数時間、いい感じの集中フローを生み出してくれます。

後ろめたいな~という曇り空が現れたなと思ったら、すぐに①の質問に戻る、という練習を習慣にしてみてください。

自分をわざわざ苦しめる発想がいかにバカバカしいのか骨身に染みたとき、不毛な思考ループから自由になれますよ。

 

■ それでは実際に練習してみましょう

>「外に出ていくのが怖い,自分が家にウイルスを持ち込んでしまったら…?」という気持ちが勝り

これが現在のミントさんの「本音」なのですから、今は外で働かない選択が「ミントさんにとっての」ベストなのだと思います。

おうちでやるべきことに一つ一つ向き合っているうちに、もしかしたら、外で過ごす時間を長くしても大丈夫かなと思える日が来るかもしれません。そのときまた考えればいいのではないでしょうか。そう考えるとどんな感じがしますか?

せっかく本音を尊重しようとしている矢先に・・・

>結局行動できずに夫の収入に頼っている自分はダメな人間だと落ち込みます。

ここにも罪悪感が登場です!

ちょうどいい練習になるので、先程のワークを応用してみましょう。

①「この罪悪感にグダグダと注目し続けることは、自分や家族が幸せになるために少しでも役に立つだろうか?」

いかがですか?

旦那様はお幸せです!ミントさんが経済的に頼ってくださっていて、古い言い方ですが「甲斐性のある男性」として輝いておられます♡(ジェンダー平等社会になるのは素晴らしいことですが、逆に男性が男性らしく活躍することが虐げられがちです。頼れるときには思い切り頼って差し上げてください)

「頼ってしまう」のではなく、「頼ってあげている」「甘えるという貢献をしている」のです。

では次の質問。

②「堂々とごきげんな自分ならどう考える?どんなイメージを持つことが気分を上げてくれる?」

ミントさんが「ダメ人間ちゃん」であればあるほど(本当はそんなことないんですけどね^^)、旦那様やお子さんや保育士さんたちに輝く居場所を与えることができています。

なんでも自分で背負ってがんばってしまう(がんばらざるを得ない)お母さんが多い中、ミントさんは程よく力が抜けていて素敵じゃないですか。

私がミントさんの立場だったら、②の答えは

(堂々とごきげんでイケてる私なら…笑)なんていい夫に恵まれたんだろう、彼や子どもにもっと幸せになってもらうために、自分の幸せな姿、自然な笑顔を見せていきたい!そのためには、現状で稼いでいないことを嘆くのではなく、生き生きと活動できる土台を少しずつ整えることが先決!」

というような感じですかね。ミントさんなりのお答えを考えてみてください。

 

■ 自分の価値=収入?それよりシンプルに芸を磨こう

充分な稼ぎがない状態では、保育園に子どもを預ける資格もないし、引け目や焦りを感じてしまう・・・

これでは<自分の価値=収入>ということになり、とてももったいない発想です。

そうとしか考えられないときは、お子さんにもその価値観を持ってほしいかどうか想像してみましょう。当然のことですが、お子さんには自分の価値をお金に換算して考えてほしくないはずです。

私の理想とする「自分の価値」とは「ただここにいる素の自分を愛する力を持っていること」です。

・・・なんて言いつつも、「いやいや、それだけじゃ人生に満足できませんから!」と思ってしまう日もありますよね(笑)

今後、やっていきたいことについては、すぐに形にしなければという焦りは一旦手放しても大丈夫。あなたはそのタイミングが来たらちゃんと行動できる人ですから!

その代わり、しっかりと向き合っていただきたいことがあります。ミントさん版「がんばらないけどさぼらない」の「さぼらない」の部分です。

ここから3~5年くらいかけて着実に「ありたい姿」を形にしていくため、今、ひっそりと「磨いておきたい芸(知識、スキル、精神、体力)」にはどんなものが挙げられますか?(ジャーナリングで書き出してみましょう)

芸を磨くことに携わる時間を、毎日5分~数十分でもいいのでスケジュールに組み込みましょう。

お子さんが保育園にいる間、お仕事以外に余力ががあるなら、学びに使うのもいいと思います。

受けたい講座がオンラインで開催されていないか調べてみるのもいいですし、報道記事や書籍を読むだけでも立派な学びです。学んだことはぜひ時を待たずにSNSなどでアウトプットしながら、学びを深めていってください。

ミントさんの「芸磨き」とは、いつか誰かのためになる知識を本気で得ようとする努力の積み重ね。この時間を確保することは、お子さんがそばにいるとなかなか難しいでしょうから、断然、保育園に預ける必要があります!この観点からも、罪悪感フリーでいていいんですよ。

ご相談の文章を読んでいて、なんとなく「転勤族の家族のサポート」がミントさんの一番やりたいことなのかな?とも思いました。道を自由に選べるミントさんにとっては、どこかに属して働くことだけが答えじゃないかもしれません。枠にとらわれず「楽しそう」「やってみたい」「かっこいい」と思える方向にワクワクと進んでくださいね。

地味な道ほど、輝かしい場所に繋がっていますし、地味な道を脇目もふらず歩く今日がじんわりと楽しければ、それが「人生の充実・成功」であると私は思っています。

周りを光らせ、ご自身も輝く。罪悪感フリーで前に進まれるミントさんを応援しております!

 


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