今のところこれが最強?人生の極意はたったの5文字!
「がんばらない(エフォートレス)」という発想は、言うまでもなく私にとって、ライフコーチングを受けたり学んだり施したりしてきたこの12年間の最重要テーマとなるものです。
でも実はそれ以上に、人生で色んなことが起こる中でずっと心に留めてきた「教え」があります。悩み抜いて自分なりの結論が出るときはたいてい「なんだ、あの言葉のとおりじゃないか」と繋がってくるような、「全てに通じる極意」と言っていいような。
それはコーチングのメンターたちではなく、会社員時代の上司から教わったことです。
その上司(Xさん)は当時、定年まであと数年というところで、とにかく誰からも愛されていました。Xさんより年下の上司からも「とにかくXさんには幸せに定年を迎えてほしい。そのためにできることはなんでもしたい」と言われるほどに。仕事はいつもていねいで、謙虚な姿勢を崩さず、奥様を大切にされていて、誰にでも公平に接する、そんな素晴らしい方でした。
ほぼ新人だった私は、あるときその上司に質問をしました。
「会社員生活で一番大切なことって何ですか?」
(思えば昔から、こういうショートカット秘訣的なことを知りたがっていたのだな私は笑)
すると、その上司が一言、
「くさらないことですね」
とおっしゃったのです。
きっとXさんは、長い会社員人生でさまざまな紆余曲折や理不尽、人生のままならないことなどを味わって突き詰めて、得られた結論だったのだと思います。それを即答できるところがまた素敵ですけど!
当時の私は若かったので、Xさんの言葉にあまりピンときませんでした。しかし会社を辞め、ニューヨーク→東京→ニューヨーク→ロサンゼルスと住む場所が変わり、人生のステージが変わり、さらに多くのクライアントさんたちの人生に寄り添わせてもらいました。
その経験から、折に触れずっと、この「くさらない」こそが、人生の波が大きいときも小さいときもしなやかに漂っているための確実な秘訣なのだということを実感しています。
何があっても決して、“くさらない”でいること。
くさる=何かしらに傷つき、ショックで、もうどうでもよくなって、拗ねて、イジけて、無力な自分と化す
そんな感じでしょうか(笑)あるよねぇ。
コロナ中はさらにくさりたい気分になった人も多かったかもしれません。私なんてコロナに関係なくしょっちゅう、くさりたくなります(笑)
仕事だけでなく、人づきあいや目標達成プロセスなどにおいても、良くも悪くも“いろんな時期”があるものですから、フラットに「くさらない」姿勢でいることは有効ですよね。
たまには一日や二日くらい、くさった自分のままで過ごしてもいいと思うのですが、心をそちらへ持っていかれないようにしておきたいものです。
例えば、一杯のハーブティーを淹れてゆっくり飲むこと。深呼吸やストレッチをすること。数分だけ瞑想すること。ちょっとおしゃれをしてみること。好きな本のページをめくってみること。そうしているあなたはすでに、くさり(鎖)から脱去できています。
辛いときは「くさらない自分でいるために、せめて○○だけはしておこう」と1つだけ決めて、取り組んでみるのもいいですね。私はよく、ずっと部屋にいるときもピアスとリップをつけます、気持ちがしゃんとする感じがするので。
単に「きついけど、くさらないでいよう」と口に出してみるだけでも、自分が醸し出す周波数が少しポジティヴに変わるのがわかりますよ。
このブログもまた、どなたかにとって「くさらないためのせめての常備薬」になることを願いつつ、これからもお届けしていきますね!
今日をエフォートレスに。
がんばらないけど、とりあえずくさらない!
Be Effortlessly YOU!!
AZUSA
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